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男の娘が落ちながら幻想入り 動画リンク コメント・レビュー 男の娘が落ちながら幻想入り 何人目の幻想入り 作者 ひとこと 主人公 動画リンク 新作 一話 コメント・レビュー 名前 コメント すべてのコメントを見る
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「マナカ、俺と付き合ってくれ!」 夕焼けに染まった放課後の教室。普段は大勢の学生が生活し、賑わっているはずのその教室。 でも、今この空間にはボクと目の前にいる彼しかいない。 帰宅しようと思った時に、下駄箱の中に入っていた一通の手紙。綺麗な封筒に入った一枚の手紙、ラブレター。 今時人を呼び出すのなら、携帯のメールだとかそういうのが当たり前。ラブレターなんて随分と古典的で、もう絶滅しちゃったんじゃないか、ってついさっきまでは思ってた。 そしてボクを呼び出した人物、同じクラスの男子生徒。普段からあまり喋った事のない、気の弱そうで内気そうに見える彼。勇気を振り絞ってボクに告白しようとしているのが、目で見てすぐ分かる。 真っ赤に染まった耳、緊張のあまりブルブルと震える肩、呂律だって上手く回らない。どれだけボクへの想いが本気なのかもすぐに伝わってきた。……でも、ボクの返す答えは最初から決まっていた事だった。 ボクは大きく息を吸い込み、 「ごめんね。ボクじゃキミの気持ちには答えられない」 その言葉で彼の真っ赤に染まっていた顔からは赤みが失われ、気付けば彼の顔は青ざめてしまっていた。 ボクは何一つ言わず、そのまま教室から出て行く。彼も同じく何一つ口にせず、その場に立ち尽くしていた。 教室から離れて、ボクはその場で大きく溜息をつく。 「……どうしてこんな事になっちゃうんだろう」 彼の気持ちには答えられない。どんなに愛おしい想いでも、ボクは拒否するしか出来ない。 それには理由があった。誰にも言えない、とっておきの秘密が。 ボクは目の前にある窓ガラスへと視線を向ける。 そこに映っているのは、背の低くて、肩まで伸びた綺麗な栗色の髪を伸ばした少女の姿。 そう、誰がどう見たって女の子にしか見えない。本人であるボクですら、自分の姿が女性にしか見えない。 でも違っていた。ボクは女の子なんかじゃない、だって――。 「……大きくなってる」 ボクは下半身に向かって手を伸ばす。服の上からでもすぐに分かった。おっきくなっている。 さっきの告白で緊張してしまったせいだ。無意識のうちにボクの『ソレ』はガチガチになってしまっていた。 太ももにまでかかったスカートを捲り上げ、ボクは縞柄の下着へと指を添わせる。 女性用の下着、そのちょうど真ん中の部分は山になり、山の頂上からは透明な液が溢れでている。 学校の廊下なのに、普段なら同じ学校の生徒がいる場所なのに、ボクはパンツをゆっくりと下ろし、『ソレ』へと手を伸ばした。 おっきくなっているのに、皮が被ってしまっているボクの『ソレ』。 先っぽから見えるピンク色の部分から、透明な液がとろとろと垂れてくる。 そう、ボクは男だった。外見は女の子にしか見えない、いわゆる男の娘だった。 「だ、だめ……。こんな所でおちんちんごしごししてたら……誰かに見られちゃう」 そしてボクの持つ性癖、露出狂。誰にもおちんちんを見られてはいけない、男だって知られちゃいけない。そんなはずなのに、ボクはこうやって公共の場でおちんちんを露にし、必死にそれを上下にしごいてた。 先っぽからトロトロと濃くてえっちな匂いのするよだれが垂れてくる。その度にぬちゃぬちゃとえっちな音が廊下中に響き、その音でボクは信じられないくらい興奮してしまっていた。 「ら、らめ……ボク……イッちゃう……!」 下腹部に感じる強烈な快感、おちんちんから溢れようとする熱い液体。 ボクは腰を強く振り、その快感に身を任せようとした、その時だった――。 「あら……何か物音がすると思ったら、マナカちゃんじゃないの」 声がした。ボクのすぐ近くで、ボクの名前が呼ばれた。 ボクは声の方へとゆっくりと振り向く。 女の子が立っていた。しかも、その人はボクをよく知っている。クラスの学級委員、誰よりも真面目で、誰よりも優秀で、非の打ち所のない彼女。ボクが尊敬している人の一人、そんな人にボクは露出オナニーを見せつけてしまっていた。 それでも興奮しきったボクの手は止まらない。もうどうにでもなってしまえ、そんな考えが浮かんできて、さっき以上にボクは激しくおちんちんをしごいていた。 「……みてえ。ボクの変態オナニー見て……」 そう小さく呟きながら、ボクは彼女におちんちんを見せつける。 もう後戻りは出来ない。学級委員である彼女に、こんな姿を見られてしまった以上、この後にどんな事が起こるかなんて事容易に想像できた。でも、止められなかった。これからの事なんかよりも、今のボクにはおちんちんの快感の方が上回っていた。 彼女はボクに向かってゆっくりと近づき、ボクのすぐ目の前で腰を落とした。 「マナカちゃん、変態さんだったんだ。ずっと女の子だと思っていたのに、まさかおちんちんがついてるだなんて。私とってもショック」 言いながら彼女は小さく微笑み、じっとボクのおちんちんを見つめた。 「ほら、その小さなおちんちんで射精してみせなさい。びゅるびゅるってえっちな液体を垂れ流しなさい」 「は、はい……! おちんちんからびゅるびゅるしますっ! おちんぽミルクいっぱい射精しますぅっ!!」 その言葉と共にボクは絶頂へと達した。真っ白な精液が弧を描く様に外へと放たれ、その液体は目の前に座っていた彼女の体へと振りかかる。 「はあ……はあ……」 ボクは息を荒らげていた。学校の廊下で、彼女の目の前でオナニーをして、信じられない程の快感を味わった。 でも、それと一緒に襲いかかってくる罪悪感。綺麗な彼女の事を、ボクの真っ白な精液で汚してしまった――。 「ふふ、こんなにたくさん精液をかけて……。お仕置きが必要だわ」 彼女は顔にかかっていたボクの精液を指で拭い取り、その指に舌を這わせる。 「おしおき……?」 その言葉にまたボクの心臓が高鳴っていた。 「そうよ、お仕置き。その格好のまま私についてきなさい。あなたには重大な罰を与えなくちゃ」 「この格好のままって……」 おちんちんを晒したまま校内をうろつく。考えただけであまりに恥ずかしくて、さっき射精したばかりのおちんちんがすぐさまそそり立ってしまっていた。 彼女はその場から立ち上がり、廊下の奥に向かって歩いて行く。 「ま、待って……」 ボクは彼女に言われた通り、おちんちんを隠さないまま、彼女の後ろをついて行った。 歩くたびにおっきくなったおちんちんがぶるぶると震える。その度にさきっぽからまたえっちな液体が溢れ出し、とろとろとボクの体を伝って床へと落ちていく。 あまりの快感と恥ずかしさで、ボクの頭はどうにかなりそうだった。 放課後の時間、ほとんどの生徒はもう帰宅してしまい、この学校にはもうほとんど人が残っていない。 でも、誰かに出くわさないという訳じゃない。いつ誰にこの格好を見られたっておかしくはない。 そう考える度に、触れてもいないボクのおちんちんはびくびくと震え、今にも射精に至りそうだった。 「……ついたわね、ここよ」 気付けば目的地に着いてしまっていた。 誰にも出くわさなかったという安心が半分、見られたかったという不満が半分。二つの気持ちが入り交じってとても複雑な心境だった。 ボクは彼女の言っていた目的地へと視線を移す。見覚えのある場所、ある授業で必ず使われているその教室。 「ここって……調理実習?」 どうしてここなんだろう? いったいどんなお仕置きをするつもりなんだろう? 彼女の考えが全く分からない。でも、言う事を聞くしかなかった。反抗すればきっと彼女は全てをばらす。 そうなればボクはもう生きていけない――違う、そう自分に言い聞かせてボクは彼女の言いなりになりたかった。お仕置きを受けたかったんだ。 彼女はどこからともなく調理実習室の鍵を取り出し、中へと入っていく。 「入って」 その言葉に反応するように、ボクは同じように教室の中へと入っていった。 ボクが中に入ると、彼女は直ぐ様扉を閉め、鍵をかける。 「これで誰にも邪魔はされないわ。あなたの事を、存分にお仕置き出来る」 彼女は冷たい笑みを見せる。ゾクリと背筋に電気のようなものが走った。でもそれはいやなものじゃない、むしろボクにとっての歓喜の現れだった。 彼女は普段調理をする為の、部屋の中にいくつか配置された大きなテーブルへと指を差す。 「そこに仰向けに寝そべりなさい」 「は、はい……」 ボクは言われるがまま、おちんちんを隠すこと無く、テーブルの上で横になった。 おちんちんは今までで一番かたくなり、すぐにでも触ってしまいたかった。 「だめよ。触っちゃだめ」 彼女は言いながら、ボクの手を布のようなもので縛りつける。足も同じように縛り付け、ボクは一切身動きを取れないような状態になってしまった。 「ふふ、可愛らしいおちんちんだわ。でもね、もうオナニーできないの」 彼女は白くて細い指をボクのおちんちんへと沿わせる。 そっと触られただけなのに、ボクのおちんちんから強烈な快感が送られてくる。 もうバカになってしまいそうだった、ううん、もうバカになりたい。おちんちんの事しか考えられないバカになっちゃいたい。 「さあ……お別れしましょう。可愛いおちんちんと、永遠に」 「……え?」 違和感を覚えた、その時だった。 彼女に手に握られているその物体、薄暗い夕焼けの光を反射させるソレ。 「――包丁?」 背筋がぞくりとする。さっきのものとは違う、本当に嫌な感覚。 「そうよ、これからあなたのおちんちんを切り取って、料理にするの」 「そ――そんな……」 「そんな、じゃないわ。あなたはずっと私達の事を騙してた。自分が女の子だって、ずっとずっと。ひどいわ、私好きだったのに。女の子のあなたが大好きだったのに……。だからあなたの事を女の子にしてあげる。おちんちんを切り取って、正真正銘の女の子にしてあげる……」 目が本気だった。嘘なんか言ってない、本気の本気で言ってるんだ。ボクのおちんちんを切り取るって……。 「あ……ああ……あ……」 叫ぼうとした。逃げようとした。でも言葉が出ない、恐怖で体が動かない。 歯の根が噛み合わず、ガチガチと音を鳴らした。 「そんな怖がらなくてもいいの、痛くしないから。とっておきの薬もあるから」 彼女は小さな小瓶を取り出していた。中に入っているのはピンク色の液体。 そのビンの蓋を取り外し、ビンの口をぼくのおちんちんへと近づける。 「……っ!?」 ぼくのおちんちんの尿道の中に伝わっていく熱い感覚。 彼女がその液体をボクの尿道へと流していた。瞬間、下腹部が熱を持つ 「……あッ!!!」。 言葉に出来なかった、液体が流れた瞬間に、ビリビリと信じられない快感が体全体を駆け巡った。 体がびくびくと震え、今にも気を失ってしまいそうな感覚。 「気に入ってもらえた? このお薬を飲めば、おちんちんを切られても痛くないよ。ううん、違う。きっと切ってもらいたくなる。切られた瞬間に、あなたの精巣に入ってる精液が全部吹き出して、あまりの快感に失神しちゃうかもしれない。すごいでしょ? 生きている内でそんな快感を感じられるのは二度とないんだよ、ね?」 彼女は力いっぱいボクのおちんちんを握りしめた。片手には包丁が握られている。 「さあ、男の子とばいばいしよっか。おちんちんもがれて、女の子になっちゃおっか?」 包丁がボクのおちんちんに近付いていく。心臓が高鳴る。 怖かった、どうしようもないくらい怖かった。でも、ボクは期待してしまっていた。 彼女の言う快感に、ボクは支配されてしまっていた。 「……って…ください」 「え? 今何か言ったかしら?」 ボクは大きく息を吸い込む。 「――切って! ボクのおちんちん、切り取って!!」 負けてしまった。快感に、心の底から屈服してしまった。 彼女はにんまりと笑う。 「うん、じゃあ――ばいばいしようねッ!!」 包丁がボクのおちんちんへと届く直前ボクのおちんちんの先端から黄金色の液体が迸る。 噴水のようにボクのおしっこが漏れ出し、ボクはそれを全身で味わっていた。 おちんちんで出来る最後のおしっこ。その気持よさを忘れないように、ボクは自分のおしっこを口へと含む。 刃が届く。ボクのおちんちんの根元へと、勃起したボクのおちんちんの中に異物が入っていく。 つづく
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141 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/09/27(月) 16 27 43.86 ID f9ed6KwT0 ――扶桑 上司「貴様が男中尉だな。」 男「はい!このたび技術仕官として採用されました、男であります!」 上司「ふむ……聞いていたとおり、これならば大丈夫そうだな。」 男「はあ……?」 上司「貴様には、ロマーニャへ行ってもらうことになった。」 男「は!?ロマーニャですか?」 上司「そうだ。そこの501統合戦闘航空団の装備向上が任務だ。」 142 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/09/27(月) 16 28 50.45 ID f9ed6KwT0 男「しかしあそこはネウロイとの激戦区、新人のわたくしが行くのは……。」 上司「心配する必要は無い。というのも、さっき言った任務は表向きだ。」 男「表向き……?ということは、本当の任務は?」 上司「もちろん装備向上も任務ではあるが、いやそれがメインではあるのだが、貴様には501統合戦闘航空団の視察をしてもらいたい。」 男「視察……でありますか。」 上司「そうだ。味方を視察というのも複雑ではあるが、どうもあの隊は軍規が乱れていると聞く。そこで、視察をして異状が無いか確認することとなった。」 男「なるほど。了解しまs」 上司「で、だ……視察するといっても、野郎が行っても詳しく内情を知ることは出来ないだろう。」 男「?ならば女性を派遣すれば……。」 143 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/09/27(月) 16 30 47.68 ID f9ed6KwT0 上司「だがあそこに派遣できるような優秀なウィッチは貴重だ。だからこちらとしても女性を派遣することは難しい……そこで!」 男(まさか……!) 上司「(バッ)これを見て欲しい。」 男「……扶桑海軍の、女性軍服……。」 上司「貴様にはこれを着て、女性技官として派遣されてもらう。」 男「はー!?え、いや……はー!?無理無理無理無理だいたいいい年した野郎がそんなものを。」 上司「大丈夫だ貴様なら余裕だ。」 男「そんなことを言われてもですね、どう考えてもやはり無理が。」 上司「ええい、帝国軍人がはなから無理などと申すでないわ!さっさと着替える!」 男「Oh……。」 144 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/09/27(月) 16 33 29.89 ID f9ed6KwT0 着ました 上司「うむ、似合っておる似合っておる。安心しろ、これならば大丈夫だ。」 男「いや……どうにもスースーして……。」(モジモジ 上司「(ブッ)く……ちょっと鼻血が……。」 男「ちょ、なに鼻血吹いてんですか!?」 上司「いやいや。しょうがあるまいて。よし、男中尉!ただちにロマーニャへ飛びたまえ。」 男「え、今からですか?」 上司「そうだ。さっさと機に乗りたまえ。いろいろなものはちゃんと積んである。」 男「おお、一式陸攻。そんな飛行機で大丈夫か?」 上司「大丈夫だ、問題ない。途中てきとうなとこで補給やって飛んでくから。」 男「はあ……。」 上司「よし、行って来い!武運を祈る!」 男「りょ、了解しました。」 146 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/09/27(月) 16 40 32.74 ID f9ed6KwT0 145 ありがとうなんか恥ずかしくなってた ――― 男「着きました。」ドキドキドキドキ ミーナ「よろしく、男中尉。わたしはミーナ中佐です。」 男「は!よろしくお願いします。」(ば、ばれてないかな。) 坂本「坂本少佐だ。海軍の技術仕官らしいが、女性とはめずらしいな。」 男「そ、そうですね。なかなかいないと思います。」(男ですものー) 坂本「帝国大学出の女子とは、なかなかすごいじゃないか。」 男「こ、光栄です……。」(男だから掃いて捨てるほどいますー) ミーナ「疲れてるのかしら?長旅だったものね。今日は遅いし、みんなへの紹介は明日にしましょうか。」 坂本「そうだな。よし、男。部屋を案内するからついて来い。」 男「は、はい。」(の、のりきった……か?) 147 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/09/27(月) 16 41 50.85 ID f9ed6KwT0 坂本「ここが男の部屋だ。簡単なシャワーなら付いてるから、汗を流すといい。」 男「わ、分かりました。」 坂本「?……どうした?体調でも悪いのか?」 男「いや!ちょーっと疲れたかなあって……?」 坂本「そうか。不安もあるのか?」 男「(ギク)……そうですね。正直言うと不安です。」しゅん 坂本「(ぉぉ……か、かわいい///)そ、そうか。でも心配するな、ここの連中はいいやつばかりだ。扶桑のものもいるしな。」 男「(そういんじゃあーないんだよお)お気遣いありがとうございます。」 坂本「それから、気が向いたら適当に基地を見て回ってもかまわんが、まあ今日は休んだほうがいいだろう。」 男「はい。」 150 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/09/27(月) 16 44 31.85 ID f9ed6KwT0 男「ふう……行ったか……。しかしよくバレずにすんだ……。」 男「休めといわれても、飛行機で結構寝たからなあ……。ちょっと基地をうろついてみようか。」 男「……適当に歩いてきたが、やっぱり分からん。というかここどこだよ。俺の部屋どっちだよ。」 バルクホルン「ん?」 男「えーとこっちからきて……あれー?」 バルクホルン「おい、そこの!」 男「ふにゃああ!?」ビクッ バルクホルン「うお!?」 男「び、びっくりしたあ……。」 バルクホルン(……似ている。) 151 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/09/27(月) 16 45 12.83 ID f9ed6KwT0 男「えっと……?」 バルクホルン「お姉ちゃんと呼んでくれないか?(貴様は誰だ?)」 男「は?」 バルクホルン「うわ、心の声逆だ!コホン、貴様は誰だ?」 男「は、扶桑から先ほど到着しました、技術仕官の男中尉であります。」 バルクホルン「そうか。私はゲルトルート・バルクホルン大尉だ。それより何をしているんだ?」 男「いやあ、ちょいとうろついてましたら迷っちゃいまして……。」 バルクホルン「なるほど。どこの部屋か分かるか?」 男「うーん……わかりません。」 バルクホルン「それは困ったな……もう遅いし……中佐に今から聞くのもな……。」 男「あ、でも自分眠くないですし別にこのまま徹夜でm」 バルクホルン「いや、仕方ないな。ほんとうにこれは仕方ない。仕方ないからわたしの部屋に来い。」 152 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/09/27(月) 16 46 38.00 ID f9ed6KwT0 男「ふぇ?え、いやだって自分おt……じゃなくてですね!」(あぶな……じゃなくなんだこれ?え?) バルクホルン「なに、困ったときはお互い様だ。それに親睦を深めるいい機会だぞ。」 男「え、え?」 バルクホルン「さあ、来るんだ。」(計画通り……) 男「いやぁ~。」 バルクホルン「さて、寝るぞ。」 男「えーっと……。」 バルクホルン「ほ、ほらベッドに入れ。大丈夫だそこまで狭くない。」(まだ笑うな……) 男「いや、ですね……。」 バルクホルン「ほらこっちだ。」グイッ 男「うわっ。」 153 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/09/27(月) 16 47 44.97 ID f9ed6KwT0 バルクホルン「さ、寝るぞ。」ニヤニヤ 男(おちつけ……素数を数えろ……1,3,5ってこれ違う!えーっと。) バルクホルン「ほ、ほら。もうちょっとこ、こっちに寄れ。」 男「えぇ?(し、しずまれ……いまはだめだ息子よ。そもそも素数とは……。) ――5分後 男「スヤ……。」 バルクホルン「ね、ねたのか……?」ドキドキ バルクホルン「じー……。ちょ、ちょっとだけ。触るだけ……。」 男「むにゃ。」 バルクホルン「!?……お、落ち着こう。そういうのはこれからだ。よし……。」 男の娘2へ
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【登録タグ UTAU 曲 Tへ】 へんしんっ☆男の娘!? P名:にょっすP
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再教育 初出:エロパロ板「男の娘でエロパロ!」スレッド 431 ベットが一つだけ置いてある部屋。 透き通った白い肌の少女のような少年がベットの上に座っていた。 髪を肩まで伸ばし、ほっそりとした体。 顔にはあどけなさが残っている。 服のたぐいは一切着ておらず女物のフリルのついたブラとショーツだけを着ていた。 少年には今日より前の記憶がなく、なぜこんなところにいるのかわからなかった。 「やあ、気分はどうだい?」 少年の目の前にはいつの間にか見知らぬ男が立っていた。 「私が着せてあげた下着がよく似合っているよ」 「あなた…誰ですか?ここは…?」 「私は君のご主人様だよ。そしてここは、君を再教育するための部屋さ」 そう言うと男は、少年の顔をグッと引き寄せ口をキスで塞ぎ舌を口に滑りこませる。 少年は嫌がり暴れるが、男に抵抗するには力が足りなかった。 「君を手に入れるまで時間がかかったよ。今日からじっくりと時間をかけて女の子にしてあげるよ」 男の手が少年のショーツをつかみ、ゆっくりと下ろしていく。 ショーツが脱がされ少年の逸物があらわになった。 少年のそれは小さいながらも男としての機能を果たしており、さきほどの行為に興奮してか勃起しており、亀頭から、白い液体がうっすらと出ていた。 「いやらしい子だ。こんなにチンポをおっきさせてるなんて…。でも…女の子はこんなところから白い液体は出さないよね」 男はポケットからピンクのリボンを取り出すと、少年の逸物に結びつけた。 「かわいいよ。君にお似合いのリボンだ。女の子になってもらうんだから、もちろん射精禁止だよ。私を満足させられる様になったら外してあげるよ」 男のいやらしい笑みを浮かべ、少年の表情は絶望に満ちた。 「私の言うとおりにするんだ」 男は自分の逸物を出し少年のソレにこすりあわせた。 「チンポを使って私を満足させてみてよ」 再びいやらしい笑みを浮かべた男に対し、嫌々といったかんじで少年は逸物を男にこすりあわせた。 少年は腰を使い小さな肉棒を男の巨根に擦りあわせ、男に快楽を与えていった。 それと同時に少年にも甘い快感が訪れた。 「そう…良い感じだ」 男は次第に息を荒げ、快感に身を委ねる。 だが、少年の腰の動きは弱まっていった。 「どうした?」 「ヤダ…なんかきちゃう…」 この少年は「イク」という感覚を知らないのだろう。少年の性感は限界に達する寸前である。 男は「まあここらへんが限界か」とつぶやき、擦りあわせていた逸物を少年から離した。 「今度は、口でみろ。そうしたら射精させてあげよう」 「…ほんと?」 思わず少年は聞いた。 「まあ、私も鬼じゃないからね。さあ早く!」 「…わかりました」 少年は正面から男の逸物を眺めた後、覚悟を決めそれを口に咥えた。 そして、おぼつかない様子で舌で逸物をしゃぶる。 少年によってすでに限界寸前に来ていた男のペニスは、少年の口の中に精液をぶちまけた。 「けほっ…、もう我慢できません…。外してください」 もうすでに弱々しくなっていた少年は男に言った。 「しょうがない。イッていいぞ」 男は少年の逸物のリボンを外すと、いままで溜め込んでいたものを床にぶちまけた。 一度に大量の射精をした少年はこの世のものとは思えない強烈な感覚を味わったのだろう。 少年は体をピクピクとさせベットに倒れこんだ。 おそらく、明日まで起きないだろう。 「なかなかのものだったが、反応が少なくてつまらんな…。少し記憶を戻してやろう」 次の日。 「やあ、おはよう」 男の声が横からした。 「もしかして、何か思い出したんじゃないか?」 男がそう聞くと、少年は少し考えた。昨日は、いくら思考を働かせても何も浮かばなかったが今日は違った。 「…何をした」 「私が奪った君の記憶をほんの少しだけ戻してあげたのさ。君、名前と年齢を言ってごらん?」 「…橘真(たちばな まこと)10歳…」 「真ちゃんか…ふーん10歳ね…。どうりで肌がスベスベなわけだ。本物の女の子みたいだ」 男が言うと、真は噛み付いた。 「僕は『真ちゃん』じゃない!男だ」 真が男に抵抗しようと掴みかかろうとすると、足がベットに縛り付けられている事に気がついた。 「昨日言っただろう。女の子になってもらうと。君の後ろのコレ。なんだかわかるかな?」 男が指をさした先を真は見た。そこには、病院に置いてあるような点滴用具があり、先にゴムのようなものが付いている点滴チューブの管がアナルに差し込まれていた。 そして、チューブからは液体が絶えず身体の中に入ってきている。 「よっぽど疲れていたんだね。これに気が付かないなんて」 「何これ!!…外して!!」 「安心して。君を淫乱な男の娘にするための薬をお尻から注入してるだけだよ」 「…男の娘…なにそれ…ヤダ」 「これを長時間打たれ続ければ君はチンポなしじゃ生きていけない体になるよ。もしかしたら、もう効いてきたんじゃないかな?」 男は舌舐めずりをしながら真の顔を覗き込む。 「……っ!なんかに…薬なんかに…」 「なんかもう辛そうだね。私は少し用事があるから出かけてくるよ。2時間ほどで戻ってくるからその時に抜いてあげるよ」 そう言い残し男は部屋のドアを閉じた。 あれから何時間たっただろうか… 真は薬の作用で少しずつ狂い始め何度か気を失い今に至った。 薬の作用のせいか体中が熱くなり刺激に対して過敏になっている。 足の拘束はいつの間にか解かれていた。 点滴の方は、いつの間にか外れていてアナルには猫の尻尾飾りのようなものが挿入されている。 真はソレを抜こうと思ったがヌイた瞬間意識が飛ぶくらいイッてしまう気がして、抜くことはできなかった。 いつの間にか服は、メイド服を着せられていたらしくさらには頭には猫の耳をあしらったカチューシャが被せられている。 周りを見渡すと男は帰って来ていない。 「逃げるなら、今がチャンスだ」 真は残っている力を振り絞りベットから起き上がる。 部屋に唯一あるドアは、鍵がかかっておらずそこから出ることができた。 部屋の外には階段があり、真はその階段を2つ飛ばしで降りて行く。 小走りで階段を降りていくがその振動でおしりに差し込まれたプラグや過敏になった肌に女物のショーツが擦れ、その刺激により真の逸物は先程よりも勃起していた。 「…んっ。どうしよう…こんなにおっきしたら…走れないよぅ…」 しだいに真の走るスピードは遅くなる。しまいには、手すりに掴まらなければ歩けない状態になっていた。 それでも、一歩一歩確実に進み一階にたどり着く。 後、少しで脱出できる――― 真が階段を降りるとその先に長い廊下が続いており、更に奥に玄関らしきものが見えた。 「よし」 真は最後の力を振り絞り前に進む。 だが、進んでいくうちに一人の少女が廊下に倒れているのが見えた。 真は少女のもとに駆け寄る。 その少女は真より小柄で髪を後ろで束ねていて、真と同じデザインのメイド服を着ていた。 「だいじょうぶ?どうしたの?」 少女に声をかけるとうっすらと目をあけこちらを見た。 「ここは危険だよ。あの男が帰ってくる前に君も一緒に逃げよう」 そうまくし立てると少女は小さな声で呟いた。 「苦しそう…」 そう少女が言うと真のスカートをめくり上げた。 真のペニスはショーツを押し上げ勃起している。 「こんなことしてる場合じゃ…んっ」 真の逸物をすでに口に含んだ少女は、華麗な舌捌きで逸物を刺激した。 口の中で舌がねろねろ絡みつき射精感がどんどんこみ上げてくる。 「ダメ…出る!」 薬の作用のせいだろうか。通常の倍以上の量を少女の口の中に噴射した。 それにもかかわらず、少女は一滴もこぼさず精液を飲み込んだ。 真は射精したことで性欲が減退し、少し冷静さを取り戻す。 「こんなことをしてる場合じゃなかった!君も早く」 少女が立ち上がれるように手をのばすと、少女が首を振った。 「だめ…。立てないの…」 真が「どこか怪我してるの?」と聞く前に少女は事も無げに言い放った。。 「だって、こんなにおっきしちゃってたら走れないもの」 少女はスカートをめくり上げており、そこからは真と同じくらいの逸物が痛々しいくらい勃起して顔を出していた。 「男…だったの?」 真が少女だと思っていたのは少年であった。 「だめじゃないか、勝手に部屋を出ちゃ」 真の後ろからした聞き覚えのある声。 後ろを向くと、あの男がいた。 「実はね、私はずっとこの建物の中にいたんだよ。カメラから君のことを監視していたんだよ」 男は真の横にいた少女に「部屋に戻ってなさい」と言い、再び真の方を向いた。 おそらく真と同じようにここに監禁され、男による「再教育」を受けた子なのだろう。 「さて、脱走しようとした悪い子にはお仕置きしないとね」 男は真に歩み寄り、床の上に押し倒す。 「あれ?抵抗しないんだね」 真は逃げられないことを悟った表情をしていた。 最後の希望を絶たれ、真は快楽に身を任せようとしていた。 「猫耳メイドも似合うけど、一回しっぽを外すね」 男の手によりヌプヌプと音を立てて真のアナルからしっぽが抜ける。 「私がこれからどうするか、今の君ならわかるよね」 真は男の問いかけに頷くと、おしりを突き出しアナルを広げた。 「いい子だ。今から女の子にしてあげるよ」 男の巨根が真のアナルに挿入される。 「んにゃぅぅ!あっ…入っちゃってるぅ…」 「いい締まり具合だよ、真…」 男はつぶやきながらも腰を動かし逸物を出し入れする。 奥へ奥へと差し込み中を擦られていく。 薬の効果も相まってか体中に快感が巡り、絶頂に達する。 「あぁぁぁ…!!!!」 溢れんばかりの精子が注ぎ込まれた。 「ああっ、…ほんとうに女の子になっちゃった…」 男に聞こえるか聞こえないかわからないぐらい小さな声で真は呟いた。 案の定、男には聞こえていなかったらしく男は立ち上がり真を抱えて部屋に戻った。 数日後、男は車で街を散策していた。 通る場所は小学校の通学路で、男は運転席から側道を歩く少年たちを物色している。 「…今日のターゲットはあいつにするか」
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エロパロ板「男の娘でエロパロ!」スレッド 167 作者コメント: 167 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2010/10/22(金) 14 28 05 ID /zSNf0lu 以前自サイト用に書いたの投下 「こんにちわ」 涼しい顔をしていつものように彼が入ってくる。 彼の優しい瞳が好きだ。僕の自慢の彼氏である。 彼の名は、功太。 彼とは逆に、僕はいつも少し顔が赤らんでいる事だろう。 「いらっしゃい、功太」 彼を部屋にまねき入れる僕。 彼の為に僕が腕を奮う、そんな夕時。 「はい、どうぞ♪」 「おう、美味そう。頂きます」 食べ始めはいつも彼の顔を見る。 「蜜男の飯は上手い。あの臭いバイト先で食うのはやっぱ嫌だ」 彼の食べる時に見せる彼の笑顔はとても素敵だ。 「そういえば、蜜男。お前更に細くなったな。倒れるぞ」 「むぅ、大丈夫だよぉ」 彼は優しい。 「本当に大丈夫ならいいんだがな、倒れられて蜜男の飯食えなくなったら食費が増えちゃうだろ」 素っ気無い言い回しにも優しさが隠れている。 「うん、そろそろ理想の体型に近くなったから大丈夫だよ」 彼に答える為に綺麗にならないとね。 僕もご飯を食べ始め、談笑を交えながら過ごす。些細な事だが、僕には大きい。 「うーん、お腹いっぱいだよぉ」 我ながら今日も上出来だったと思う。 「いいお嫁さんになれるな」 お嫁さんと言われて嬉しくなる僕は、体はともかく女の子なのだろう。 「えっへん、自慢してもいいよぉ」 たまには可愛子ぶってみた。 「間違えた、お婿さんだな」 「むぅ、功太の馬鹿。もういいよーだ。お腹いっぱいで眠いから、お休み」 構って欲しくて眠ったフリをする。 「おおい、拗ねるなよ。蜜男ー、みつおー、蜜ちゃんー」 彼が体を揺さぶるが、私は反応を示さない。 「ちぇ、良いようだ。アイスでもあるかなー」 冷凍庫には僕の好物のアイスが沢山あるけど。 「どれどれー。多数のアイスを確認。これより選別を行う」 彼は少しオタクが入っているのでこんな事は多々ある。 「棒状のバニラアイスかモナカか。モナカは非常に食べやすい。モナカが我が軍に最適と判断、これを食すとする」 びりっと開封する音がする。 「これより、我が軍の戦術指導を開始する。開封せよ」 バリバリ。 「第一突撃部隊、城門を突破せよ」 「ん、じゅぼじゅちゅるれろろ」 僕の口を仄かな甘味と冷たさが襲ってくる。 「城門突破を確認。第二突撃部隊、町へ侵入し敵軍を撹乱せよ」 僕のワンピースを脱がし、アイスを当ててくる。 僕はあまりの冷たさに身を仰け反りそうになる。 脇腹が冷たいのとくすぐったいので未知の快感にまで犯される。(侵される(笑)) 「撹乱が成功。これより殲滅部隊で城下町の敵軍を一掃、城を包囲せよ」 ぼたぼたと冷たい物が腹に落ち、更にブラが外され乳首へ激しくそれを押し付けてくる。 「んー、ひゃっぁん、あぁん、ぁぃぁっぁっぁ」 この快感に僕の体は耐えきれず、喘ぎ、功太の顔を見上げる。 「よーし、良くやった。全軍で城を攻略する」 彼は起きた僕に気づいていながらも続ける。 僕のパンツにアイスを突っ込み、乳首を舌でこねくり回し、愛撫する。 「んぁっぁっぁぁあん、いぁぁあっぁっぁあっ」 僕の敏感な乳首をひたすら激しく蹂躙する姿はミルクを舐める子猫のようだ。 僕は彼を胸に抱きしめる。 「ぁっぁぁあああいくぅうう、いっちゃうぅぅぅ」 ビクンビクン。 二人して我慢汁を垂れ流し、ているのでお互いの先っちょが分かってしまう。 「もう、こんなに僕をバニラで汚して。これじゃ、僕回されたみたいじゃない」 「ごめんな、やっぱ冷たい?」 「うん、冷たい。けど、功太にだったらこんなふうにいじられるのもいいかも」 「そっか、蜜男ー」 「ダーメ、部屋掃除しなきゃ」 お預けにされた彼。 これじゃどっちがMか分からないけど、彼に虐められたいから狸寝入りは止められない。 終わり
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超絶☆女装戦隊 男の娘★レンジャー 作品名 超絶☆女装戦隊 男の娘★レンジャー 作者 アキラル 対象読者 中学生以上対象 舞台設定 舞台設定現代日本 テーマ テーマ喜劇・日常 文体 文体淡々 作風 作風愉快 文字数 152,787文字 執筆状況 完結 なろうへのリンク あらすじ 悪の組織『ペロリスト』がついに蜂起する。 幼いロリショタがペロペロされる地獄が始まる。 さぁ、日本国仙京市のご当地ヒーロー『男の娘★レンジャー』たちよ ペロリストから幼子たちを守るのだ! 解説 大学時代お世話になった『仙台』が舞台です。 新感覚ギャグヒーローもの。男の娘とギャグ、時々バトル(おふざけあり)。 総合アクセス:PV約41500,ユニーク14600 公開済みのお話 なろう以外で公開されているサイト マイナークラスタwikiのリンク アキラル テーマ喜劇・日常 作品超絶☆女装戦隊-男の娘★レンジャー 作者アキラル 作風愉快 文体淡々 舞台設定現代日本
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どこ・でも
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900 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2009/12/06(日) 02 13 01 ID ??? エロくないけど、ヒロイン話で思い出した微困報告 以前俺がPC1でALGを遊んだ時の話 その時のGMが普通のヒロインと男の娘のダブルヒロインを出してきた 俺がついうっかり普通のヒロインをちょくちょく 『PC1と男の娘がキャッキャッウフフしている所に出くわす間の悪いキャラ』 演出して一歩出遅れるキャラにしたせいで 男の娘>>>>(超えられない壁)>普通のヒロイン になってしまい、エンディングで余ったガイアを使い 「男の娘をホントの女の子にして!」 と全部色んな意味で台無しにした自分が微困 901 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2009/12/06(日) 02 46 58 ID ??? GM「普通のヒロインが男の娘になる予定だったのに!」 904 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2009/12/06(日) 03 30 46 ID ??? 毎回思うんだけど、男の娘ってホントに需要アンの? 聞いただけでもキモいし、 実際にシナリオで出されてもキモいんだけど。 905 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2009/12/06(日) 03 33 52 ID ??? 嫌がる男の娘を強制性転換して調教するとは、中々マニアックでやり手ですね。 906 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2009/12/06(日) 03 35 30 ID ??? 904 需要が有るから売れてる。 むしろ叩いてる方が少数派と言うか、ガチホモの気有り。 908 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2009/12/06(日) 03 42 09 ID ??? 904 それは付いている分だけお得だってばっちゃが言ってたよ! 俺もキモいと思う 909 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2009/12/06(日) 03 49 14 ID ??? 904 鳥取で聞いたら、男の娘は可愛い(男x5人、女x4人)、どうでも良い(男x3人)、キモイ(男x1人)だった。ちなみにキモイ派は鳥取の女性陣から嫌われてる男。 910 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2009/12/06(日) 03 57 05 ID ??? 今のラノベや漫画の女装・性転換ブームと売り上げ冊数を見る限り、需要アリアリだろ まぁブームだからと言って、少し増えすぎとは思うが 元々日本人は同性愛文化が盛んだから…… 911 名前:ダガー+(悪い)マン@スタイリッシュ[] 投稿日:2009/12/06(日) 04 02 15 ID R/sey1WC 「実は男という意外性」とゆうテンプレが一人歩きしてるっつうか、 性的倒錯を通り越して単なる萌え記号の一つとゆうか、そんなカンジ。 ココでゆう「男」ってのもキャラクタの性別を指してるのではなくて むしろ「ジェンダー的・セクシャリティ的な葛藤(≒作劇上での障害)に翻弄される」っつう 「ヒロイン的素質(≒救われるべき欠点≒萌え属性)」として扱われてるんじゃね? まァ擦り合わせナシにヒロインとして突き付けるには 個人のセクシャリティやリアルのジェンダー論ウンヌンに抵触する可能性があるので 地雷性は高めかと。 912 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2009/12/06(日) 04 08 34 ID ??? 男の娘でもBLでもガチホモでも百合でもふたなりでも、遊びなら何でも来いだが 取り合えず、セッション中にリアルのジェンダー論を持ち出して揉める人だけは、確実に困って事で。 913 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2009/12/06(日) 04 10 03 ID ??? 「ロリ」「姉」「妹」とかもそうだよなー 別にリアルでエロゲみたいな展開を期待できる相手なわけじゃなくて 今や単なるそういう架空の「属性」に過ぎない。 914 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2009/12/06(日) 04 15 00 ID ??? ぶっちゃけPCが男同士で、恋人プレイや、百合姉妹プレイするロープレって 端から見ると、BLや男の娘ネタよりもずっと濃いプレイと思う。 915 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2009/12/06(日) 05 21 16 ID ??? まぁ、端から見て面白いようなゲームじゃないしな リプレイだって面白く読めるよう書き方に工夫してるだけで、そのプレイ風景を端から見たらやっぱり濃い 916 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2009/12/06(日) 06 51 29 ID ??? 男の娘をきもいとは思わないけど物足りない 両方付いてた方がお得なのに 917 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2009/12/06(日) 06 52 37 ID ??? イラストがあればいける 919 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2009/12/06(日) 09 35 12 ID ??? 900 そのガイアは、「俺を女にしてくれ」と言うべきだったな 921 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2009/12/06(日) 10 00 53 ID ??? 916 ハッタリ仕事ry 923 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2009/12/06(日) 10 05 04 ID ??? ハッタリ君はなんでここまで愛されるのかねぇ 他のコテの3倍愛されてるな そのせいで嫉妬したダガーには粘着されてたがw スレ247
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内容はタイトル通りです。 もし、シンデレラが男の娘だったら?というもの。 意地悪な姉妹役として化膿姉妹。 魔法使いのおっさん。 男として育てられた王子。 役柄の誤差以外、ストーリー的にはほぼシンデレラのままだと思います。 時代は現代、場所は王制がある日本のような国、ジャポン。 一応、完成とします。 元データは取ってあるので、 好きなように改変して貰っておkです。 シーンの流れ シンデレラの日常 シンデレラ・姉妹登場 お風呂シーン サービスシーン?&ガラスの靴の代わりのシャンプーの香り(ラストの為の前振り) 魔法使い登場 舞踏会の準備 魔法使いへのお願い 移動シーン(カボチャの馬車?) シンデレラのドレス姿 魔法使いの過ち 舞踏会会場 王子登場 シンデレラの女装理由説明 舞踏会会場前 早めに帰る姉妹 シンデレラ到着 舞踏会会場 シンデレラと王子の出会い ダンススタート 姉妹帰宅 魔法使いと対面 仮面舞踏会会場 踊っているシンデレラ・王子 同じ香り(前振り) 時間切れ、急に帰るシンデレラ 仮面舞踏会入り口 ガラスの靴(男性用カツラ) シンデレラ帰宅 消えた魔法使い 翌日 王の使いが来る シンデレラの匂いに気づく王の使い 王子再登場 シンデレラと王子の再会 王子の身の上説明 見つけた経緯(シャンプーの香り回収) それぞれのエンディング こんな感じ?逆に分かり辛かったらごめんなさい。 人物表 男野(おのこの)シンデレラ(16) ジャポネスク・ジャポニカ王子(17) 化膿今日子(30代?年齢不詳) 化膿ミカン(〃) 和井頭 満(55、わいず みちる) 亀裸浩三(25、かめら こうぞう) 亀井輝(22) 亀山博(19) 亀田大(35) 亀浜泳(27) 穂歩肌花(19、ほぼ はだか) 三瀬瑠子(22、みせ るこ) 木杉翔(25) 大野遣井(37) 科歩茶子(6、かぼ ちゃこ) 他 タイトル「シンデレラは男の娘」 ○ジャポン城・前 字幕「ジャポン国、ジャポン城」 楽団の音楽が聞こえてくる。 ○同・大広間(シンデレラの妄想) 宮廷楽団が曲を奏でる中、肩口から銀の灰を被ったようなスーツを着て髪の短い男野シンデレラ(16)がドレス姿の女性とクルクル回りながら踊っている。 ドレス姿の女性の顔はよく見えない、シンデレラの足元の動きも定かでない。 なんかそれっぽく踊っている。 周りでそれを見ている観客達。 シンデレラ様素敵ー!等の黄色い歓声が上がる。 ドヤ顔のシンデレラ。 ○化膿家・衣装部屋 窓から日差しが入っている。 押入れやパイプハンガーがずらっと並んでいる、他に自動織機が数台。 質素な女物のフリル付きのワンピースに髪の長いシンデレラが、ニヤけた顔で両手に生地の少ないドレスを持ちクルクル回って踊っている(その手に編み物用の針も持っている) 壁の向こうで足音がする、慌てて近くの椅子に座りドレスに針を入れるシンデレラ。様子をうかがい安堵のため息。 窓の外を見るシンデレラ。 ○同・前 豪華でファンシーな家。 家の前にリムジンが止まっている。 二階の窓から立ち上がったシンデレラが見える。踊り始めるシンデレラ。 ○同・衣裳部屋 ドアを開け化膿今日子(30代?年齢不詳)と化膿ミカン(同、年齢不詳)が入ってくる。二人とも露出の多いドレスを着ている。 慌てて椅子に座るシンデレラ。勢い余って倒れかける。が持ち直し、ドレスに針を入れる。 今日子「あらあら、はしたないですわ。ねぇミカンさん」 ミカン「はい、お姉さま」 シンデレラ「・・・」 今日子「淑女たるもの、身だしなみにはいつも気をつけねばなりません」 ミカン「その通りですわ、お姉さま」 シンデレラ「だって、・・・僕淑女じゃ…」 今日子「新しいドレスは出来ましたの?」 シンデレラ「淑女どころか女でも…」 今日子「わたくしは聞いていますの。シンデレラ?」 シンデレラ「・・・はい。あちらに」 うつむき手前のパイプハンガーを指差すシンデレラ。 今日子「ミカンさん」 ミカン「はい」 手前のパイプハンガーの方へ歩いていくミカン。 今日子「では、今日中に後三着の普段着とドレスをお願いしますわ」 手前のパイプハンガーからドレスを出し見るミカン。 シンデレラ「そんな・・・、今日はこれ一着で終わりって…」 ミカン「今夜、急に仮面舞踏会の予定が入りましたの。大事な席なので胸元のハッキリしたドレスでお願いしますわね」 シンデレラ「・・・仮面、舞踏会?(顔を上げ)ねぇ、なにそれ。ねぇねぇそれって僕も行っていい?」 今日子「(ドアの向こうに)ジョン!ジョン?」 金髪イケメン・筋肉ムキムキのジョン一号(25。以降、ジョン)が入ってくる。 うつむいて編み物をするシンデレラ。 ミカンの方へ行き、ドレスを受け取り運ぶジョン。 ミカン「じゃあ、後三着。今日中にお願いしますわね」 シンデレラ「・・・」 ○同・前 ジョンのエスコートで家の前のリムジンに乗り込む今日子・ミカン。 ○同・衣裳部屋 うつむいて編み物をしているシンデレラ。 シンデレラ「淑女じゃないもん、・・・僕男だもん」 編み物を置いてワンピースを脱ぎ捨てるシンデレラ。下はTシャツとトランクス。 シンデレラ「こんなの!こんなの!」 ワンピースを足蹴にする、がすぐにやめ。ぺたんと膝をついてワンピースを拾い、ほこりを手で払う。 シンデレラ「・・・僕も行きたいなー。舞踏会」 ワンピースをたたむシンデレラ。それに顔をうずめる。 シンデレラ「お姉さまたちのバカ。・・・嫌いだ」 ○同・バスルーム 無駄に広い室内。 洗い場でバスタオルを胸の高さまで巻いているシンデレラ、シャンプーやら洗顔用品やら高級そうなビンの前にしゃがんでいる。 シンデレラ「お姉さまたちは嫌いだけど」 その中から匠と書かれたシャンプーを取るシンデレラ。 シンデレラ「このシャンプーはいい香りがするんだよなー」 大事そうにシャンプーの液を手に受け頭につけるシンデレラ。髪を洗う。 シンデレラ「ああ、・・・お姉さまたちの香り・・・」 × × × 裸で湯船に浸かるシンデレラ。 シンデレラ「(ため息)・・・、仮面舞踏会、か。行ってみたいなー」 和井頭の声「願いを叶えてやろう」 シンデレラ「だ、誰!?」 湯気が渦を巻いて集まり、そこから黒いローブ姿の和井頭満(55)が姿を現す。 和井頭「その願い、ワシが叶えて…」 シンデレラ「キャー!!」 胸元を押さえ和井頭にお湯をかけるシンデレラ。 和井頭「だっ!す、すいません」 あわててバスルームから出ようとするが立ち止まり振り返る和井頭。 和井頭「ってお主、男じゃろうが!」 シンデレラ「キャー!!」 タライを和井頭に投げるシンデレラ。 和井頭の頭にタライがヒットする。 即倒する和井頭。 ○同・前(夕) ○同・衣装部屋(夕) 向き合って正座しているシンデレラと和井頭。 和井頭「だから悪かったと言っておろう」 シンデレラ「・・・」 和井頭「男の子でも裸を見られたくない子はおる。それはワシが悪かった」 シンデレラ「男です。男の子じゃないもん」 和井頭「あ、ああ、そうじゃな・・・。(ブツブツと)全く、年頃の子が扱いずらいのは男も女も変わらんのう」 シンデレラ「何?聞こえない。忙しいんだから用事ないなら帰ってよー」 和井頭「(咳払い)それよりお主、仮面舞踏会に行きたいと言っておったな」 シンデレラ「(顔色が変わり)行けるの!?」 和井頭「結論を急ぐでない。ワシはただお主にだな…」 シンデレラ「行けないんだ・・・」 和井頭「話を聞けというに!ワシはお主に舞踏会に行く為の衣装をこしらえてやろうと」 パッと立ち上がるシンデレラ。 和井頭「だから人の話はちゃんと聞けと・・・」 衣装ダンスを開くシンデレラ。そこに肩口から銀の灰を被ったようなスーツがある。 シンデレラ「こんな時の為に作ってあったんだ。やっと・・・やっと着れる」 和井頭「・・・じゃ、じゃあ馬車を、かぼちゃの馬車なんてどうじゃ?洒落とるじゃろ」 シンデレラ「ここ都心じゃないんだよ?馬車なんか乗ってったら何時間かかると思ってるんだよ。ふざけないでよ?」 和井頭「ごっ・・・ごめんなさい」 シンデレラ「ったくもう」 和井頭「(小声で)えー、ワシ怒られてる。ワシ怒られてるよー」 シンデレラ「あっ・・・、どうしよう」 和井頭「どうした?どうしたんじゃ?」 シンデレラ「仮面舞踏会って・・・どこでやるんだろ」 和井頭「おお!なんじゃ!そんなことか!それならワシが魔法で・・・。な、何をしとるんじゃ?」 スマホを触っているシンデレラ。 シンデレラ「ここかな。んー、乗り継ぎいるかなー」 和井頭「・・・なんじゃそれは」 シンデレラ「ん?これ?スマホだけど・・・。知らないの?」 和井頭「え、あ、はい・・・」 スマホの操作を和井頭に見せるシンデレラ。 シンデレラ「これをこうしてこうすればー。会場の場所が、あったあった」 和井頭「うん・・・、うん・・・?」 シンデレラ「ね?分かった?」 和井頭「え、うん。・・・さっぱり」 シンデレラ「だーかーらー。(スマホをいじり)これをこうしてこう」 和井頭「・・・(ため息)まるで魔法じゃな、科学とは」 窓の外を見てたそがれる和井頭。 シンデレラ「魔法?んー」 スマホをいじるシンデレラ。 シンデレラ「(スマホを見ながら)充分に発達した科学技術は、魔法と見分けが付かない。・・・アーサーCクラーク。だってさ」 和井頭「ははっ!そうかそうか・・・魔法使いももう廃業かのう・・・。じゃあ、ワシ帰る」 立ち上がりドアへ向かう和井頭。 シンデレラ「あ、おじさん」 和井頭「おじさ・・・なんじゃい?」 シンデレラ「手伝いたいんでしょ?」 和井頭「なんか言い方がしゃくに障るの・・・」 シンデレラ「お願いがあるんだけどー」 和井頭「な、なんじゃなんじゃ!」 ○電車内(夜) ハロウィン専用車両と書かれた垂れ幕がかかっている。カボチャや幽霊のオブジェ、ポスターなどがある。 ハロウィンの服装をした子供達が乗っている。その中に科歩茶子(6)。 その中に肩口から銀の灰を被ったようなスーツを着たシンデレラがつり革を手に立っている。男性用カツラをつけ髪型も変わっている。 シンデレラのナレーション「12時までに帰らないと・・・。終電がなくなっちゃう・・・」 茶子「お姉さんかっこいい!」 シンデレラ「お姉さ・・・ハハ(小さく手を振る)」 嬉しそうに手を振り返す茶子。 ○駅「極東駅」・前(夜) スマホを手に歩いているシンデレラ。 キョロキョロと周りを見回す。 通りかかるアニメのコスプレ衣装の集団。 シンデレラ「あ、あれについてけばいいかな」 ○化膿家・前(夜) ○同・衣裳部屋(夜) 指にいくつも絆創膏を巻いた和井頭が生地の少ないドレスに針を通している。。 和井頭「いたたたた・・・。なんでワシがこんなこと・・・」 × × × 夕方、衣裳部屋でシンデレラと和井頭が話している。 シンデレラ「姉様達の服は規格外なんです。機械で編んでも胸元やお尻辺りがきついらしくて、どうしても手を入れる必要があるんです」 和井頭「ふむ、では魔法で…」 シンデレラ「あの、凄く細かい作業なんですけど、大丈夫ですか?失敗したら生地の料金弁償してもらいますよ。高級品だし」 和井頭「べんしょ・・・」 シンデレラ「それにもし姉様たちが、出しちゃいけない場所で胸を晒したりしちゃったら、評判もがた落ちになるし。その損害賠償も払って貰う事になるけど、それでもいいですか?」 和井頭「・・・お主、キャラ変わっとらんか?」 シンデレラ「僕はこれ(縫い物をする手つき)でお姉様たちに養って貰ってるんです。当然のことでしょ!」 和井頭「は、はい・・・。ごめんなさい」 シンデレラ「これだから年寄りはもう・・・」 和井頭「・・・ごもっともです」 × × × 夜の衣裳部屋、ドレスの胸元に針を入れている和井頭。 シンデレラのナレーション「大丈夫です。簡単な作業だけ残しておきますから」 和井頭「裁縫の話になると急に大人びよってからに。全く最近の若いも・・・んー、時代が、変わったんじゃな。(ため息)しかし魔法やめてどうするかのう、田舎暮らしでもするか?んーむ、・・・15の時に魔法を志し、そのまま嫁も子供もなく、魔法一筋でこれまでやってきて・・・、それが最近は金だの化け学だのと、人を胡散臭い物扱いする輩が増えおって!今でも物語の世界じゃとワシらが主役なんじゃぞ!ワシ、弟子一人もおらんけど!子供しか相手してくれんけどっ!たっ!」 針で指を刺す和井頭。指を震わせ体も震わす。 和井頭「くぅぅぅ・・・。ワシは一体なにをしとるんじゃ・・・。そうじゃ!その女どもが悪いんじゃ。規格外の体なんぞしよって。そうじゃそうじゃ!ったく・・・」 手にしたドレスをじっと見る和井頭。 和井頭「・・・。規格外の・・・ぼでぇ・・・(生唾ごくり)」 ○会場「コスカフェ」・前(夜) コスプレした男女が会場へ入っていく。 ○同・会場広場(夜) 様々なアニメのコスプレをした男女と、その写真を撮る人たちでにぎわっている。 その中に今日子とミカン、その後ろにジョン。がカメラを構えた男達に囲まれている。その中に亀裸浩三(25)亀井輝(22)。しきりにシャッターが押される。 今日子「ミカンさん」 ミカン「はい、お姉様」 今日子「いつもと感じが違うようですけど。ここでよろしいのかしら」 ミカン「そうですわね。でもちゃんと場所は確認したはずですし、運転手に名乗り出たジョンも自信満々のようですし。ねぇ、ジョン」 うなずくジョン。 会場の入り口で歓声が上がる。 亀裸の声「王子様だ!王子様が来られたぞー!」 どどっと入り口に人が流れる。 今日子「あら、やはり間違いなかったようね。ごめんなさいね、ジョン」 うなずくジョン。 ミカン「お姉様?王子様にご挨拶にうかがいません?」 今日子「そうね」 ○同・会場内の入り口付近(夜) コスプレをした男女、その中に穂歩肌花(19)・三瀬瑠子(22)。とカメラ小僧たち、その中に亀裸・亀井望・亀山博(19)・亀田大(35)・亀浜泳(27)。に囲まれて、お姫様のドレスを着て目だけ隠れるマスクをしたジャポネスク・ジャポニカ王子(17、以降 王子)が立っている。 あちこちから王子様ー!という声や歓声が上がる。 照れくさそうに手を振り応える王子。 ジョンの先導で歩いて来る今日子・ミカン。王子を見る。 今日子「あら、随分線の細いこと」 ミカン「うちの子と同じぐらいですわね」 今日子「シンデレラ・・・あの子も、このジョンのようにもっと男らしければ良かったのに」 ミカン「本当に」 うなずくジョン。 今日子「あんな男としての魅力にかけた子は、女の子として生きた方がきっと幸せなのだわ」 ミカン「あの、お姉様。声が大きいですわ」 今日子「いいのよ、行きましょう」 入り口に歩いていく今日子。ジョンが先導して人ごみを掻き分ける。 ミカン「お姉様?王子様にご挨拶は・・・?」 歩いていく今日子。その後について行くミカン。人ごみを掻き分けていくジョン。 亀井「王子様、似合いすぎです!」 亀山「本当にお姫様かと思ったっス!」 王子「お忍びで来たつもりだったんだけれど、もうばれてしまったようだね」 マスクを外す王子。 歓声とカメラのフラッシュが起こる。 王子「おっと、写真はほどほどにしてくれたまえよ」 肌花「きれー!」 亀山「これは・・・抜ける!」 亀裸「王子様は俺の姫」 亀井「いや、俺のだ!」 亀田「じゃあ俺も」 瑠子「お前らうるさい」 王子「いやぁ、こんな格好をしたのは子供の頃以来だよ」 肌花「昔の写真見たことありますー!すっごいかわいかった!」 王子「(苦笑して)周りが遊びで着せてね。後で父上にこっぴどく怒られたらしいがね」 亀裸「王様こえー」 周囲で笑い声が上がる。 王子「男らしくあれ、と父上には口が酸っぱくなるほど言われたものだよ。まぁ、最近はこういう文化にも寛容になったようだけれど(自分の衣装を見る)」 亀山「クールジャポンっすよね!」 静まり返る場内。 亀山「え、なんで」 王子「えー・・・皆さん。今日は私もただの一参加者に過ぎない。この場の主役はここに居るあなた方一人一人です。私に気兼ねなく、存分にお楽しみください!」 拍手が起こる。 マスクをつける王子。 ○同・前(夜) 今日子とミカンとジョンが出て来る。 今日子「思ったより早く終わってしまいましたわね」 ミカン「そうですわね。帰って明日の仕度でもしましょうか?」 今日子「そうね」 ミカンの横をシンデレラが通り過ぎる。 ミカン「あら?」 立ち止まるミカン。 今日子「どうなさいましたの?ミカンさん」 立ち止まる今日子・ジョン。 ミカン「・・・いえ、なんでもありませんわ」 ○同・会場内入り口付近(夜) 股下ヌレ(20)と水益純(21)が話している。 ヌレ「王子様やっばいいわー。もう股間の汗止まんないわー」 純「そうね・・・。私、王子受けはないと思ってたけど、ありね。全然ありね。断然ありね!」 ヌレ「あー、もう代えのショーツないー。ちょっとコンビニ走ってきてよ」 純「何言ってんのよ。自分の分は自分で確保しなさいよ。私だってこれが最後なんだから」 シンデレラが入ってくる。純に近づいて来る。 純「(シンデレラに気づき)あっ・・・。あっあっ」 ヌレ「どうしたのよ」 シンデレラ「あの、仮面舞踏会ってここでいいんでしょうか?」 ヌレ・純「じゅん」 シンデレラを見たままペタンと座り込む股下ヌレと純。 ヌレ「お、おーけー。かもん、うぇるかむ!」 しきりにうなずく純。 シンデレラ「・・・えっと、そうですか。さ、さんきゅー?」 会場の奥へ行くシンデレラ。 ヌレ「あー・・・もうダメだ」 純「うん、そうね。乾くまで休んでく?」 ヌレ「だね、シミになるけどもういい。そんなの」 ○同・会場広場(夜) 人ごみの中を歩いているシンデレラ。 シンデレラのナレーション「おかしいなー。仮面舞踏会って割に仮面つけてる人少ないなぁ」 周りを見回すシンデレラ。 様々なコスプレ衣装の人たちが居る。その中に肌花・瑠子。シンデレラを見つけついて来る。 シンデレラのナレーション「まぁ、僕も仮面持ってくるの忘れたけど(ほくそ笑む)」 亀裸が歩いて来る、シンデレラを見つける。 シンデレラ「・・・でも、どうせ僕が男って知ってるのお姉様たちぐらいだし・・・」 亀裸「あの・・・、写真いいですか?(言いながらシャッターを押す)」 シンデレラ「え?何・・・?」 いつの間にかシンデレラの周りにカメラを持った人が集まっている。その中に亀井・亀山・亀田・亀浜。 亀井「こっち目線お願いしまーす」 肌花「その格好って黒羊のセバチャンです?」 シンデレラ「あ、あの・・・えっと・・・」 瑠子「ばーか、オキシード仮面様に決まってるじゃない」 肌花「何よー」 亀山「中身は男ですか、女ですか!」 シンデレラ「・・・」 亀田「切り込むなぁ」 亀井「女に決まってんだろ!」 亀裸「男でも全然行けるわー」 亀山「黙れ小僧」 亀浜「お前らうるさいって」 目が泳ぐシンデレラ。会場隅に居る仮面をつけた王子を見つける。 シンデレラ「あっ!ちょ、ちょっとごめんなさい」 人をかき分け王子の方へ行くシンデレラ。 ○同・会場隅 仮面をつけた王子がコスプレ姿の木杉翔(25)と話している。 王子「私が来て場が白けてしまったらどうしようかと思っていたが。皆暖かく迎えてくれて良かった」 木杉「ここの人間は可愛い物には目がないんですよ。もしよろしければまた・・・」 王子「そう言って貰えるとありがたいが。・・・私はそういった物とはほど遠いところに生きているからね。・・・やはりこんな格好、すべきではなかったのかもしれないな・・・」 シンデレラが来る。 シンデレラ「あの・・・」 王子「はい、なに・・・か」 シンデレラに見とれる王子。 シンデレラ「ああ・・・良かった。やっとまともな人が居て」 王子「・・・はい?まとも、とは・・・?」 シンデレラ「えっと、・・・これって仮面舞踏会だよね?なのに皆、仮面してないし、してても被り物みたいなのばっかりだから」 王子「舞踏・・・(クスと笑う)」 シンデレラ「あれ?何かおかしかった?」 王子「ダンスがご所望ですか?お嬢様。・・・いや、今日は私がお嬢様か」 シンデレラの手を取る王子。 王子「エスコート願えますか?」 シンデレラ「え?えすこーと?・・・何?」 王子「では失礼ながら」 シンデレラの手を引いて会場広場へ。 ○同・会場広場 コスプレした人とカメラ小僧であふれている。その中にポーズを取った肌花。 王子がシンデレラの手を引いて歩いて来る。 王子「ちょっと場所、いいかな」 肌花「あっ、はい!」 さっと人が退き、場所が出来る。 王子「(小声で)最初は私がエスコートするから。次は頼むね」 シンデレラ「え、あ、うん、任せて」 うなずく王子。 ワルツ?を踊り出すシンデレラと王子。顔の強張ったシンデレラ、動きもたどたどしい。 王子「足の動きを合わせて、1・2・3・1・2・3。・・・1・2・そう。いいよ」 囲むようにして写真を撮るカメラ小僧たち。 ○化膿家・前(夜) リムジンが止まっている。 今日子・ミカン・ジョンが家の中に入っていく。 今日子「なんだか今夜は疲れましたわ」 ミカン「そうですわね。明日の衣装合わせだけして、今夜はもう休みましょう」 ○同・衣裳部屋(夜) 和井頭が女物のドレスを着て悩ましげに体をひねっている。はちきれそうなウエストとガバガバのバスト。 和井頭「おおぅ・・・なんなんじゃこれは。この腹の締め付けと、この・・・(胸を手でなぞる)なんなんじゃ!一体ここに何が入るって言うんじゃ!・・・(上から手で体のラインをなでる)おういえす!おういえっす!」 ○同・応接間前の廊下(夜) 今日子・ミカン・ジョンが歩いている。 ○同・衣装部屋(夜) 和井頭が女物のドレスを着て悩ましげに体をひねっている。 和井頭「なんなんじゃあああああ!なん!なん!じゃ!ふぉおおおおお!規格外ぼでぇ!」 今日子の声「シンデレラ?シンデレラは居ないの?」 和井頭「ふぉおおおおおおお!!」 ドアが開き今日子が顔を出す。 和井頭「おっ・・・」 体をひねりドアの方を見る和井頭、服のウエストの生地が裂ける。 今日子「・・・」 無言で部屋に入る今日子・ミカン・ジョン。 今日子・ミカンの胸を見る和井頭。 和井頭のナレーション「はっ・・・入っとる・・・」 今日子「ミカンさん」 ミカン「はい、お姉様」 今日子「なんなのかしら、この奇妙な生物は」 和井頭「きみょっ・・・(自分の服装を見る)」 ミカン「これが変態というものでしょうか」 今日子「その変態がどうしてわたくしのドレスを着ているの?」 ミカン「それは・・・」 和井頭「ワ、ワシは和井頭と申す者で…」 今日子「あなたには聞いておりません」 和井頭「はい・・・」 今日子「それにシンデレラはどこ?わたくしたちは明日何を着ればいいの?」 ミカン「そういえば見当たりませんわね」 和井頭「あ、彼なら仮面…」 今日子「あなたには聞いておりませんと言っているのです」 和井頭「・・・」 ミカン「・・・あなた、今、彼と言いました?」 和井頭「は、はい?」 今日子「あなたには聞いておりません!」 ミカン「お姉様、今のはこの変態に聞きましたのよ」 今日子「あら、そうなの」 ミカン「答えなさい。変態」 和井頭「はい、・・・シンデレラ君なら仮面ぶ…」 今日子「知って、しまったようですわね。我が家の秘密を」 ミカン「そのようですわね」 和井頭「ひみ・・・つ?」 今日子「ジョン?」 ジョンが和井頭に近づいていく。 和井頭「な、やめっ・・・ひぃぃ!」 会場「コスカフェ」・会場広場(夜) 踊っているシンデレラと王子。 その周りをカメラ小僧たちのシャッターの光が囲む。 木杉がラジカセを手に走ってきてスイッチを入れる。 流れ出すアニソンらしき曲。 踊るシンデレラと王子。 ヌレの声「王子様素敵ー!もう洪水ー!」 シンデレラ「王子様・・・?」 ニコリと笑う王子。 シンデレラ「男だったの!?」 驚いた顔の王子、笑う。 王子「あなたの名前は?」 シンデレラ「・・・」 王子「言いたくなければそれもいいでしょう。だがその分、体を動かして貰いますよ」 動きを大きくする王子、それに振り回されそうなシンデレラ。 その周りにコスプレした男女も踊りだす。 シンデレラのナレーション「男だったんだ、僕みたいに華奢なのに。・・・でもこの人、お姉様たちと同じ匂いがする・・・」 穏やかな顔になり動きにぎこちなさがなくなるシンデレラ。 それぞれコスプレした男女たちを囲むようにカメラ小僧たちも円を描いて写真を撮っている。 リズミカルなシャッターの音とアニソン、カメラ小僧たちも踊るように動いている。 × × × スーツを着たシンデレラが女装した王子をお姫様抱っこしている写真。 × × × その逆、女装した王子がスーツを着たシンデレラをお姫様抱っこしている写真。 × × × シンデレラと王子とコスプレした男女とカメラ小僧たちが決めポーズをしている写真。 × × × シンデレラと王子とコスプレした男女とカメラ小僧たちがラインダンスしている写真。 × × × 王子がマスクを外している姿をシンデレラが見ていないので。マスクを外し休憩している王子とシンデレラの絵が欲しいところ。 王子はカメラ前では出来るだけマスクを付けようとしている。 (その他、案募集) × × × 踊っているシンデレラと王子。同じように踊っているコスプレした男女とカメラ小僧たち、だが数は減っている。 会場隅で休んでいるコスプレ男女とカメラ小僧たち。 シンデレラ「あっ」 動きを止めるシンデレラ。ポケットからスマホを取り出し見る。 王子「・・・?」 シンデレラ「あああっ!」 王子の手を離し入り口へ走るシンデレラ。 王子「あっ、君!」 踊っている人を掻き分け走っていくシンデレラ。それを追いかける王子。 ○同・会場内入り口付近 コスプレをしている人やカメラ小僧たちで人ごみが出来ている。 シンデレラが走ってくる。 シンデレラ「うわっ」 ヌレの声「きゃっ!」 何かにつまづくシンデレラ、人ごみに隠れ見えなくなる。がすぐ体勢を立て直し(カツラが落ち髪型が変わっている)会場から走って出て行く。 遅れて走ってくる王子。 王子「あっ」 純の声「うぎゃっ!」 何かにけつまずく王子。 座り込んでいる股下ヌレと純。 王子「すまない。大丈夫かい?」 純に手を差し出す。 純「あっ、総受け王・・・」 その手を取る純。 立ち上がろうとするが、ペタンとまた座り込む。 純「ああ・・・今日もう帰れない・・・」 ヌレ「地盤沈下だわー」 足元に落ちている男性用カツラに気づく王子。拾い上げる。 王子「これは・・・」 男性用カツラを鼻に当てにおいをかぎ、じっと見る。 王子を食い入るように見ているヌレと純。 ○化膿家・前(夜) リムジンがなくなっている。 シンデレラが走ってくる。 ○同・衣裳部屋 机の上にドレスが数着置かれている。 シンデレラが勢い良く入っきて踊りだす。 シンデレラ「もう最高!ねぇ聞いておじさん。すっごい楽しかったんだ!王子様と、そう!あの王子様と一緒に踊ったんだ!ねぇ、おじさ・・・おじさん?」 部屋を見回すシンデレラ、机の上のドレスに気づき、手に取る。 シンデレラ「・・・もう全然出来てないじゃないか!途中で逃げ出したなー。もう!使えないじじい!」 ○化膿家・前(朝) ○同・衣裳部屋(朝) ドレスに顔をうずめて寝ているシンデレラ、よだれがドレスについている。質素な女物のフリル付きのワンピースを着ている。 開いたドアの戸口に立っている今日子とミカンとジョン。 ミカン「シンデレラ。・・・シンデレラ!・・・シ・ン・デ・レ…」 シンデレラ「(ガバと体を起こし)はい!お姉様!あっ、まだドレスが一着出来て・・・」 よだれのついたドレスを見るシンデレラ。 今日子「今日の予定はキャンセルになりました。あなたもちゃんと部屋で休みなさい」 シンデレラ「あっ・・・、はい」 ○同・風呂場 シンデレラが湯船に浸かっている。 シンデレラ「(ぶつぶつと)なんだよもう、作れって言ったり休めって言ったり。僕は機織機じゃないんだぞ」 部屋の外でドアノッカーの音がする。 シンデレラ「・・・ジョンが出てくれるよね。(ため息)・・・でも、昨日は楽しかったなー。まるで夢でも見てたみたい」 シンデレラの髪が顔に垂れる、その髪の匂いをかぐシンデレラ。 シンデレラ「王子様・・・。素敵だったなー。また、やらないかな。・・・仮面舞踏会」 ○同・応接間前の廊下 頭と体にタオルを巻いたシンデレラが歩いて来る。 大野の声「何度も言っていますが、私が探しているのはもっと小柄な子で…」 シンデレラ「お客様かな」 今日子の声「ならこうしましょう。王の隣、すなわち王妃になら成ってあげても構わないですわ」 応接間の前で立ち止まるシンデレラ。 大野の声「そういう事ではなくて・・・」 ミカンの声「お姉さま、それでは現在の王妃はどうなさいますの?」 応接間のドアに耳を当てるシンデレラ。 大野の声「そんな、大きな・・・(咳払い)」 今日子の声「そんなのどこかに捨ててくればいいんじゃありません?」 大野の声「なっ!」 ミカンの声「まぁ!名案ですわ、お姉様」 大野の声「・・・だからあなた方はサイズが違いすぎます!」 豪華な応接間から出て来る大野遣伊(37)その手にシンデレラの男性用カツラを持っている。部屋の中で今日子とミカンが目を合わせて小意地悪く笑うのが見える。 シンデレラ「あっ!」 ドアにぶつかり倒れるシンデレラ。 大野「こ、これは失礼」 ドアを閉めシンデレラに手を差し出そうとするが目のやり場に困る大野。 大野の手にある男性用カツラを見るシンデレラ。 シンデレラ「失くしたと思ったら、なんで持ってるんだよ!」 大野「・・・はっ、ではあなたが」 シンデレラをじっと見るが目のやり場に困る大野。 立ち上がり、大野の手から男性用カツラをかっさらい歩いていくシンデレラ。 大野「ちょ、お待ちを!」 シンデレラを追いかける大野。 シンデレラの肩をつかもうとして、都合良くシンデレラの体に巻かれたタオルを手にかける大野。ほどけるタオル。 大野「あっ」 シンデレラ「へ?」 胸を手で、股間をタオルで隠すシンデレラ。 シンデレラ「きゃああああああ!!」 走っていくシンデレラ。 大野「(頭を抱え)ああ・・・、何やってんだ・・・」 大野の背後でドアが開く。 今日子・ミカン・ジョンが出て来る。 今日子「あなた、見ました?」 大野「・・・はい?」 ミカン「答えなさい。変態」 大野「へんた・・・み、見てません!見るもなにもぺった・・・。し、信じてください!」 ジョンが大野の方へ一歩踏み出す、それを制する今日子。 今日子「いいですわ。用事も済んだようだし、もう帰りなさい」 大野「は、はい!」 さっと走り出す大野。 ミカン「良かったわね。変態」 すぐ立ち止まる大野。 大野「・・・もう一つ、用事が出来ました」 今日子「・・・?」 ○同・前 兵士や大臣たちが並んでいる。中央に立っている王子、正装している。 その周りに人だかりが出来ている。 化膿家から大野が出て来る。その後からシンデレラと今日子・ミカン・ジョンが出て来る。 すぐ立ち止まるシンデレラ。 シンデレラ「・・・」 今日子「行きなさい。あの方は王の遣いですよ」 ミカン「変態でも王の遣いです」 大野「・・・」 シンデレラ「・・・うん」 歩き出すシンデレラ。それを見守る今日子・ミカン。 兵士や大臣たちの間を歩いて行く大野とシンデレラ、王子を見つける。 シンデレラ「・・・ほんとに王子だったんだ」 大野が王子に一礼して下がる。王子の前へ歩いていくシンデレラ。途中で兵士に制され、立ち止まる。 王子「シンデレラ、と申されるのですね?」 シンデレラ「・・・あっ、うん」 王子「王命があります、・・・王からの命令です」 ざわつく人だかり。 王子「どうか私と結婚してください」 静まり返る人だかり。 シンデレラ「・・・けっ・・・こん?」 うなずく王子。 ざわつく人だかり。 シンデレラ「でも・・・、でも僕・・・」 王子「王に逆らうとでもいうのですか?何か言い分があるというなら聞きましょう」 シンデレラ「(ぼそぼそと)王子様は・・・嫌いじゃないよ。でも・・・」 王子「聞こえませんね」 シンデレラに近づく王子。兵士たちが動くがそれを手で制する。 王子「(シンデレラの耳元で)知っています。あなたは男の方ですね。なら私が女だと言えば、あなたは私の愛を受け入れてくださいますか?」 シンデレラ「・・・おん!?」 シンデレラの口を押さえる王子。兵士たちが構えるがそれを手で制する。 王子「(大げさに)落ち着きなさいシンデレラ!急な話で慌てるのは仕方のないことです。私も驚いたものです(大きくうなずく)」 シンデレラ「・・・」 王子「(シンデレラの耳元で)跡継ぎの居ないこの国で私は王子として育てられました。こんな私と結婚できるのはあなたのような奇異な生まれの人しか居ないのです。・・・父も渋々認めてくれました」 シンデレラ「王子様は好きだけど・・・、急に結婚とか言われても・・・」 大臣や兵士たちがざわめき出す。 王子「(大げさに)父の気まぐれにも困ったものです!未来の后をこんな簡単に決めてしまうとは!」 静まる大臣や兵士たち。 王子「(小声で)大丈夫、不自由はさせません。少なくとも今の家よりは」 シンデレラ「・・・お姉様」 化膿家を振り返るシンデレラ。 家の前に笑顔の今日子・ミカンが居る。 王子「(鼻を鳴らし)いい香りがします。あなたの家で使われているシャンプーは最高級品で、めったに出回っているものではない。だからあなたを見つけるのはたやすかった」 シンデレラ「・・・?」 見つめ合う王子とシンデレラ。 王子「・・・やっと見つけた。私と同じ境遇の人を」 シンデレラ「・・・たやすかったんでしょ?見つけるの」 驚いた顔の王子、笑う。 ざわつく大臣や兵士たち、人だかり。 王子「(大げさに)どうしたものか!姫として迎えるか、罪人として捕らえるか。どちらかの選ばねばならないとは!」 ざわついていた大臣や兵士たち、人だかりが黙る。 王子「だが、私達はまだ若い!我ら王族の習慣に慣れさせるためにも、しばらくこのシンデレラを城に通わせるというのはどうでしょう。罪人として、または妻として」 ざわつく大臣たち兵士たち。 シンデレラ「勝手に行っていいの?」 王子「まぁ・・・、しばらくは」 シンデレラ「(周りを見回し)お城でも仮面舞踏会やる?」 王子「(クスと笑い)お望みならば」 シンデレラ「じゃあ結婚する!」 静まる大臣たち兵士たち。 王子「(目が泳ぐ)・・・では、しばらくこの者を王の預かりとする!」 拍手や歓声が上がる。 シンデレラ「・・・預かり?」 笑顔で答える王子。 シンデレラ「(振り返り)いいよね?お姉さ・・・」 家の前にリムジンが止まっている。それにジョンのエスコートで乗り込む今日子・ミカン。 シンデレラ「お姉様・・・」 リムジンが走り出す。 ○同・リムジン内 走り出すリムジン。運転しているジョン、今日子・ミカンが後部座席に座っている。その足元でうごめく和井頭。 ミカン「よろしいんですの?お姉様」 今日子「・・・男としてあんなに魅力のない子は、あのような王子と一緒に生きた方が、きっと幸せなのだわ」 ミカン「お姉様・・・」 今日子「肩の荷が下りました」 ミカン「・・・そうですわね、代わりの針子も見つかりましたし」 女物のドレスを着て腰をひねりながら編み物をしている和井頭が今日子・ミカンの足元でうごめいている。 和井頭「おーう、・・・えす!おーぅ・・・えっす!」 今日子「今度は中東辺りで石油王でも見つけましょうか」 ミカン「分かりましたわ、お姉様」 和井頭「(恍惚として)おぅふ・・・えす!」 ○城「ジャポン城」・前 字幕「一ヵ月後」 ○同・大広間 交響楽団が奏でるアニソンの中を、コスプレをした男女とカメラ小僧に囲まれて楽しそうに踊っている男装したシンデレラと女装した王子。 END 細かな注釈です。 シンデレラと化膿の苗字が違うのは原作の異母姉妹を継いでいます。 和井頭(魔法使い)の結末に理由が欲しかったので過去語りを入れました。 仮面舞踏会の会場場所が合っていたのかは、迷ったんですがどちらでもいいかなと思い投げました。 カメラ小僧たちの名前は全て亀で統一。最初は全部違う名前だったんですが、こっちの方が分かりやすい。特に意味はない名前になりました。 化膿姉妹はあちこち転々としているので、王子の姿を知らなかった。一言ぐらい入れれば良かった? 他に疑問点やダンス中のアイデアなど、ありましたらコメントでどうぞ。 名前 コメント